ワキガの原因は大半が遺伝によるもの

ワキガの原因は大半が遺伝によるもの

ワキガという症状は、実は「清潔か不潔か」といったことに左右されるものではありません。なぜなら、これは産まれながらに持っている体質だからです。そして、その体質は、残念ながら遺伝してしまうという性質を持っています。

 

ワキガの原因は大半が遺伝によるもの

ワキガの原因は汗腺の遺伝

ワキガが起こる原因は、汗腺によるものです。

 

人のワキには、

  • アポクリン汗腺
  • エクリン汗腺

という2種類の汗腺が存在しています。

 

このうち、エクリン汗腺から出る汗は水分と塩分だけなので、特にニオイを発することはありません。ですが、アポクリン汗腺は脂質やたんぱく質、アンモニア、糖質といったものが含まれ、これが皮膚に存在する常在菌により分解されることでニオイを発してしまいます。

 

このアポクリン汗腺の数は人により大きく違い、中にはアポクリン汗腺が存在しない人もいます。ですが、数が多い人の場合はワキガのニオイが強くなってしまうのです。

 

そして、この汗腺の数を決めるのが両親や親戚からの「遺伝」なのですね。

 

遺伝しやすいワキガ

ワキガという体質は、残念ながらとても遺伝しやすいという特徴があります。ワキガは「優性遺伝」してしまうため、両親がワキガの場合には、その子供は80%という高い確率で遺伝してしまうのです。

 

片親だけがワキガの場合にも、50%の確率で遺伝するので、かなりの高確率であると言えますね。そのため、両親や親戚がワキガの場合は、思春期頃になると、子供もニオイが気になり始める可能性が高いと考えられます。

 

「体質」「遺伝」ということになると、突発的に起こる悩みとは違い、対策も難しくなってしまいますよね。これがワキガ悩みの最大の問題点です。

 

日本人には少ないワキガ

ワキガというお悩みは体質によるものではありますが、実は日本人には、この悩みを抱える人が少ないのです。

 

  • 日本人…人口の約10%
  • 欧米…人口の70~80%

 

このように、日本人のワキガ体質は欧米に比べると、かなりの少数派であることが分かります。

 

ですが、少数派だからこそ、ワキガのニオイが特別に感じられ、周囲からも敏感に反応されやすいという問題があるのです。そのため、日本人のワキガ悩みは人間関係にも大きく影響してしまうので、特に深刻なお悩みになりやすいのですね。

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